利差配当付保険～死亡率・事業費は何処？

苦肉の策？［利差配当付保険］

利差配当付保険～死亡率・事業費は何処？
予定より『死亡が少ない；事業費が少ない；保険料の割引率（予定利率）より運用の利率が高い』場合に生じる利益こそ［配当金］の正体ですが、バブル崩壊以降は悲劇的に低迷し、保険期間の短い商品などでは［無配当］さえ出現する事態になると、オトナシク《配当》を待ちわびていた契約者なら文句の一つも言いたいトコロ。

こんな人々にメを付けたカタカナ生命保険会社などが（配当金を支払わない代わりに割安な保険料で加入できる）《無配当保険》を販売したのですが、〔「事業費がかかっちゃって～」ダケなら話は解るが『死亡が少ない』とか『金利が上昇して運用利回りが高かった』のは会社の【経営努力】じゃないダロっ！【幸運】な利益ならば分けろヨ！！〕…と浸透せずにイジメられているようです。

ここで満を持して（？）登場したのが《【利差配当】付保険》です。これは［配当金］が生まれる要素を『予定利率と実際の運用利回りの差額だけ』として、保険料算出の時点からその他の付加要素を葬ることにより、従来の同商品で比較して「配当は安いケド保険料も安いでショ？♪」という代物です。

これなら「無配当の要素の部分は保険料をが安くして対応するし金利が上昇したら配当金が増えるんだから文句ナイでショ！どうヨ！！」と理路整然しているようでなんかゴマかされてるよう気もするのですが、とりあえずイジメられずに生き延びています。
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