生存保険と死亡保険～積むか捨てるか？！

忘れた頃に貯まってる！捨ててるのに貯まってる？

生存保険と死亡保険～積むか捨てるか？！
生命保険会社にセッセと払い込まれた保険料には将来の保険金の支払いに備えて積み立てられる部分があり、さらに満期保険金を支払うため貯蓄性の高い部分《生存保険料》と死亡保険金を支払うため掛け捨てに近い部分《死亡保険料》の二つに分かれています。

［満期］と［貯蓄］の文字を見つけて喜んだ人はご用心！〈貯金〉とは全く違うお話ですヨ。［保険料の積立て］は、銀行預金のように掛け金と貯金が正比例するのではなく払い込む期間が長くなるほどに貯蓄額が増えていく、２次関数のような仕組みになっています。

加入後短期間で解約すると払い込んだ金額は全額戻らないことが多く、〔完全無欠の掛け捨て〕になることもあるのに〈貯金〉はないでショウ。

シカシ大前提が掛け捨てと違い、「保険期間満了の【満期】時には所定の金額〔満期金〕が戻ります」との約束に、保障を付けて堂々と割高な保険料を設定された日にゃ～『貯蓄性が高い』とホメざるを得ないのです。

逆に〈掛け捨て〉が前提の［死亡保険料の積立て］も、保険期間が長期にわたり満期を待たずに【途中で解約】した場合、その時の年齢と加入年齢との死亡率の差によって、「もらいすぎデシタ～」とお金が戻ってくることもあるのです。フ・シ・ギ………。
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